政府も国家戦略特区を設定して後押しするとの事を先日、公表していたので、計画が固まってきたのでしょう。
東京オリンピックの2020年より早い開業を目指すものとみられているそうで、約600億円を投資。10年間で1兆7000億円の経済効果を見込んでいるのだそうです。
建設場所は、美ら海水族館のある沖縄海洋博公園か、名護市のネオパーク。
沖縄のUSO(ユニバーサルスタジオ沖縄)は映画をテーマにしたテーマパークではなく、沖縄の自然を活かしたテーマパークで、ユニバーサルスタジオの名称も使わないという事で「なんだそれ?」感が否めないですね。
自然をテーマにしているのなら美ら海水族館に隣接した方が自然感もあり、相乗効果も生まれるでしょうから、メリットはあると思うのですが、何せ美ら海水族館は遠すぎる。
那覇から高速を使っても2時間~2時間半もかかります。
ネオパークだと1時間ちょっとで行けるのでコチラになるのでしょうか。
ネオパークは沖縄県名護市にある動植物公園ですが、特に見どころも少なく、今では顧客が激減。
それにネオパークを開発したのは記憶違いでなければ、沖縄のとある大企業。
数年前に沖縄科学技術大学院大学の誘致に成功したあの場所もあの沖縄の大企業がかかわっていた植物園。
また、ネオパークの土地の処分・再利用の目的であの企業が動き出したのでしょうか?
確か数年前から沖縄のカジノ構想を後押ししているみたいですしね。なにか色々、政府と話が進んでいるのかもしれないですね。
USJも確か大阪でのカジノ構想にも前向きなようですし、ネオパークに決まるようでしたら、将来的なカジノ進出も視野に入れているのかもしれませんね。
国が国家戦略特区を設定して後押しするというのも、自然をテーマにしたパークをつくるだけなら、特区まで必要あるのでしょうか?
普天間飛行場の辺野古移設をめぐって、国と沖縄県が対立するなか、新パーク建設は白紙になったのかと思いきや、準備が着々と進んでいたのは、いつまでも今のままの硬直状態が続かないような話し合いが裏では進んでいるのかもしれません。
あるいは翁長知事の次を見ているのか。
ネオパークに決まれば、初期開発ではカジノの設置を臭わせなくても、いずれは、カジノを併設したエンターテイメントを重視したテーマパークに切り替わるものなのでしょうか。
でなければ、自然のテーマパークがどのようなものなのか分かりませんが、USJの発表にある1兆7000億円の経済効果はどこから来るのでしょうか。
しかしカジノの弊害についても色々と言われてますが、日本国内に山ほどあるパチンコ屋さんを見れば、エンターテイメントと結びつくカジノの誘致の方が、観光発展に結びついていいのではないでしょうか。